雪国ならではの水道凍結

数年前に一人暮らしをしていた時のことです。年末にかけて実家に帰るために水道を抜き、お手洗いの便器には不凍液を流し込んでいました。雪国の寒い時期であまりいい住居ではなかったため、そのままにして数日家を空けてしまうと凍ってしまうためです。

そういった対処は何度目かのため慣れたものです。これで完璧だと思い、更に雪深い実家に帰省しました。お正月をのんびりと過ごし、明日から仕事という日に一人暮らしの自分の家に戻りました。お手洗いもお風呂場も洗面台も何も問題なく使用できました。唯一、流し台の水道だけ水抜き後の処理が甘かったようで、排水溝の内部で水が凍ってしまい流れなくなってしまいました。ここからは地道な作業です。

洗面台から水をくみ、お湯を沸かして流し台に注ぎます。流れずぬるくなった水が溜まるのでそれをすくい、別の排水溝に流します。またお湯を沸かして注ぐの繰り返し。部屋の暖房も一番強くして部屋自体も暖めます。思い出しても暑かったくらいです。やっと排水溝の氷も解けた頃には夜の12時を過ぎていました。実質3時間以上も氷と格闘し、疲れもピークだったため正月休みを一日伸ばしてもらいました。出社後、初歩的な水道凍結だったため同僚に笑われました。